塩顔ってヨーロッパ人にいるのだろうか

本当に、みなさんの何の益にもならない更新でごめんなさいなんですけど、

帰国が近づく中この間日本にいる友人から

「お土産話楽しみにしてるね」とメッセージをもらって。

 

そのとき、何を土産話にしようかとうーんと考えたのですが、

こう、キャッチーな思い出話があんまりないなあと。笑

そしてもっと言うと、浮いた話、皆無じゃね?という笑

  

私なりにいろいろ試してもみたんですよ、

・友達に勧められてTinder始めてみた

→自分からlikeするのがおこがましくてできない

→仲がいい訳でもない人とメッセージをするのが億劫→既読無視

→どの顔がかっこよくて、かっこよくないのかがわからないから、全員likeか全員nope

その結果Tinderは私には合ってないのだろうと察しました。

 

・パーティに行ってみる

→人が多いところ嫌い→初対面の人苦手→仲いい子としか話さない→無理

 

・ロスキレ行ってみる

→酔ってる(もしくは大麻きめてる)男性から声をかけられる→ぐいぐい来る人ちょっとやだ・・→無理

 

さすがに、カフェや美術館で会う人に話しかけるみたいな大技はトライしてないのですが、なんか根本的に私に足りないのは恋愛するぞという気持ちなのではないかとも最近思う笑

 

思えばデンマークに来てから「やばいこの人めちゃめちゃかっこいい!」と思ったのは、Netflixで見たテラハのはんさんだけ笑

www.instagram.com

おそらく塩系男子が好きな私にとってデンマーク人は濃すぎるのではないかという仮説があったんです。笑

 

 

しかし先月フィンランドに留学している友達がデンマークに来た時に、

「やばい、デンマーク人かっこいい人しかいない!本当にかっこいい!みんなおしゃれだし、本当にかっこいい!」と連呼し、

「ヨーロッパも南の方は顔が濃すぎるし、フィンランドとか上の方はなんか冴えない。デンマークは本当にかっこいい!」と言っているのを聞いて、

まじかと。笑 たしかにその友達から見せてもらったフィンランド男子は

たしかにちょっと、素朴すぎる。素材の味を生かし過ぎてる。

うーん、言われてみるとそうなのかもしれない。

北欧内のヒエラルキーで行くと頂点はスウェーデンらしく、

スウェーデン男子が一番イケているそうなのですが、

スウェーデンよりはちょっと素朴だけどおしゃれな感じがある気がする。

ということは、もしかしたらデンマーク男子は北欧(ひょっとするとヨーロッパ)における塩系男子だったんじゃなんじゃないかと。

 

それがわかったところで多分私はデンマークで恋愛はできないのですが、

むしろこのデンマーク男子は北欧内の塩系男子説を土産話にしたいと思っています。

ぜひ他のデンマーク在住の方のご意見が聞きたいです笑

長時間労働魂ってどこからくる?

私は今デンマークの育児中のパパにインタビューをして回るという調査をデンマークでしているのですが、

今日ちょうどその分析をインターン先で一緒にしていただき(泣)、

(自業自得なのですが)もううまくいかないんじゃないかと本当に気が気でなかったプロジェクトが一歩前進しました・・ノアポート駅でスキップするくらい嬉しかった。。

 

インタビューの書き起こしをこの1週間ずっと続けていたのですが、

昼間はお姉ちゃんが夏休み中ということもあり、時間をまとまって作るのが難しく、

夜にこつこつとやっていたのですが、私の計画性のなさが原因で昨晩ついに深夜にまで作業をしてしまったんです。ワーク・ライフ・バランス大国デンマークにいるのに(笑)

むしろ久しぶりで、「大学生って感じでウキウキしちゃうなあ〜♡明日レッドブルとか買うのかな〜♡」とか思ってたくらいでした。

明け方に作業は終わり、仮眠をとって翌朝インターン先のミーティング場所であるコペンハーゲン内の大学に行ったのですが、ふと日本の大学とのある違いに気づいたんです。

 

「あれ、夏休みとはいえ人居なすぎね?」と。

食堂も閉まり、キャンパスの開館時間もめちゃめちゃ少ない、本当にほとんど誰もいない。笑

もともとデンマークは7月がバケーションの時期で、みんな一気に3週間くらい取るのですが、まさか大学生もとはと本当にびっくり。

大学で教員をなさっているインターン先の上司に

「(こんなに大学が閑古鳥で)デンマークの学生って夏休み中勉強したいなって思ったらどこに行くんですか?」と訪ねてしまったほど。

答えは「勉強しないんじゃないかな?」とのことでした。

 

勉強・・しないんだあ・・。

私が所属しているゼミだけではないと思うのですが、

夏休みにレポート課題を出され、さらにゼミ合宿があり、ゼミ合宿のためのミーティングやら資料作成やらをして・・

日本の大学生は勉強しないと言われてるけど、実はめっちゃ勉強してるのか?なんて思ったくらいです。

 

ただ、日本の大学生の勉強ってだらだら勉なのかもしれないって思うんです。

デンマークの学生が期末に出すレポートを以前拝読する機会があったのですが、めちゃめちゃ内容が濃い(しかも英語)。枚数もがっつりだし、学部生でも、学年が若くても、私が今まで大学で書いてきたものより、ずっと濃いなと感じて。

日本は反対、に言われた枚数を埋めて、この授業真面目に聞いてたんですよというアピールをするだけのレポートを書いて、休み中も何かしらやることがある状態が続いている。

デンマークの学生は、学期内にがっと勉強をして、休みはきっちり休むっていうのがもしかしたら身についているのかもしれないなと感じました。

大学の先生も休みの期間はきっちり休むから、それに合わせていると自然とそうなるのかもしれないし、

大学より以前、小学校とかからそれは習慣になっているのかもしれません(デンマークの一般的な小学校は夏休みの宿題がないそう。)

 

インスタのストーリーでゼミ室で朝を迎えちゃったっていう投稿をみたり、

死にそうになりながら修論をやっていた先輩を見たりしていると

頑張りたい人が頑張れる環境があるのはいいけど、

「後から振り返るといい思い出だったな」「あれがあったから成長したな」っていうのが、頑張った内容ではなく、その深夜まで寝ずに作業してっていう方にいっちゃうとちょっと怖いなあって思う。

 

さらにそれが、チームみんなで頑張った思い出になるんだ☆みたいになっていくと、将来職場でも応用されるとしたらどうしよう・・とかとも思ってしまう。

私も中高は運動部だったので、大会が迫って早朝から練習や休日返上で練習することも多く、「みんなで時間をかけて頑張ることに意味がある」というの叩き込まれてきた。

それが「青春」の一つとしてみんなが共有すべき価値観として教わってきた私たちと、

部活動もなく、習い事などでスポーツや課外活動をしてきたデンマークの学生では

「チームで働く」ことにどんな考え方の違いがあるのだろうと思ってしまう。

 

頑張りたい人がやりたいところまでどこまでも頑張れる環境は必要だと思うが、

私たちが受けている頑張り方の教育のままで、

社会に出た時も通用するのだろうか、どこかで壁にぶつかることがあるんじゃないかと考える出来事だった。

パートナーと協力して子育てするってなんで大切なのか独身非リア女子大生ながらわかってきた(と思うたぶん)

何回いうねんってかんじですけど、私は今デンマークの共働き子育て家庭で、一緒に暮らさせていただきながら、デンマークの暮らしのリアルを体験しています。

 

実は、こうして共働き家庭で子育てサポートをするのは初めてではなく、

スリール株式会社のワーク・ライフ・インターンを大学1年生から約一年間とインターンシップの運営のスタッフを半年間やっていました。

sourire-heart.com

「どんなインターンなの?」というのを説明するととても長くなってしまうので簡単にいうと、

「大学生が共働き家庭の子育てを体験することで、将来のライフイベントも含めたキャリア設計を促す」ものというかんじです◎

大学生が2人1組のペアで1つの家庭に入り、4ヶ月間じっくり家庭のリアルを体験するというもの。

 

インターン時代にもいろいろと子どもとの関わり方に悩むことは多々あり、

気持ちが安定せず人にちょっと攻撃的になってしまったり、ゲームに熱中しすぎてしまう子もいたり、様々だったのですが、

それ以上に楽しい思い出がたくさんあり、本当に本当にやってよかったなと思っているインターンです。

 

同じように、今デンマークで子育てサポートをしていて、サポート内容もお子さんのお迎え、宿題お手伝い、一緒に遊ぶ、たまにねかしつけまでとだいたい変わらないもの。

ただ、私の気持ちとして、本当に本当に全く違うことに、すごく驚いたんです。

というのも、子どもと私で過ごす時間は私一人で考えて、行動していかなきゃいけないこと。

 

スリール時代は、子どもといるときは必ず2人で入っていて、それはお子さんの安全を担保するためでもあり、インターン生が異なる価値観を知ることで成長できるように、という意味が込められていました。

 

今、一人で子どもと過ごす中で、2人で入ることにはもう一つ意味があったとすごく感じていて、

同じ状況で、同じ立場で、同じ子どもの行動や言動に対処する人が自分の他にいるということがすごく助けになっていたのだなと。

悩んだ時とか、つらいときに同じことを共有できる人がいるというのは本当に心が強くなるし、不安がどっかに吹き飛ぶ気がするんですよね。

 

例えば、ホストファミリーのママが出張に行っていらっしゃった時、

2人のお子さんのお迎えと上の子の習い事への送迎、夕食当番が重なることが何度かあって、

その時は自分としてもすごくテンパるし(上の子が少し遅れる→下の子がちゃんと歩いてくれなきゃ上の子を待たせる→夕食が遅くなる→きっと子どもたちがイライラし始めるだろうな・・と頭の中でぐるぐる)、

もうとりあえず何事もなく終わらせたい!というときに、

プールの売店を見つけた下の子がアイスを食べたいと泣き出す・・・

そこでアイスは食べないと格闘したけど時間が押しているからもうどうしようもない・・で買っちゃう。とか。

罪悪感と自分の弱さ、何よりこれでまた子どもに泣けばどうにかなるって思わせてしまった後悔で、

ズーンとした空気で帰っても、ホストファミリーのパパにこういうことがあったという事実は伝えられても、

「つらかった」「どうしたらいいかわからない」っていう私のもやもやは気持ちは伝えられないし、言えない。

 

今日は絶対早く帰りたいのに子どもが泣いて歩いてくれないから、おんぶで20分歩くとか、こういう誰にも見られていない、誰とも共有できない小さなもやもやが積み重なって行った時に、

すごく悲しかったのですが、

いつも子どもたちが元気に朝廊下をかける音で目を覚ましていた体が一時期起きれなくなってしまったことがあって。起きてるけど、起き上がれないみたいな。

ぐるぐる考えてねれなかったり、一日が始まることがすごく辛かった時期があったり。

とかいって階段を登って子どもに一目会えば、楽しくて忘れちゃうんですけどね。

 

孤独なはずじゃないのに、孤育てのように感じました。

相談すればいいじゃん!って思うかもしれないけどできなくて。

だって子どものこと悪く言うようになるのはいやだし、そう思いたくないし、

なにより自分がだめなんじゃないかって思っちゃうから。

 

もしかしたらこんなの序の口で、育休中でお家でつきっきりで育児をしているお父さんお母さん、

シングルで子育てをしている方はもっともっとこの何十倍も辛いのかもしれないって思うと、

わかってくれる誰かがなぜ必要かっていうのを肌で感じたように思います。

 

孤独じゃないのに孤育てのように感じる子育てって、

もしパートナーが育児に積極的じゃなかったり、お家をよく外す人だったら

これから先だって全然送り得ることじゃないかと思うと、

「子育てつらいかもしれない」「無理かもしれない」っていう気持ちが

ふつふつと湧いてきたりもします。

 

たとえ育児中の友達がいたとしても、自分の子どもと自分と同じだけ時間を過ごして、

自分自身のことも誰よりも理解してくれている人がいれば、私はやっぱりその人に一番話を聞いてほしい。(もちろん友達に話すことも大事。本当に。)

 

誰かに話す、共有するということが気軽にできる環境があるってことが、

子育てには本当に欠かせないのだなと感じた出来事でした。

デンマークの空気ってなんて呼んだらいいんだろう

ひと月ほど前ホストファミリーのパパが、

Netflixに日本のドラマがあるよ!」と教えてくれた。

 

パパが気になっていたのは、「深夜食堂

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www.meshiya.tv

私も漫画で読んで気になっていたので一緒に観てみたところ、

どうやらパパにはこのオチのない平坦な話がよくわからなかったらしく、

「・・・もう1話観てみようか」ともう1話観ることに。笑

漫画やドラマを観たことがある人はご存知だと思うが、それぞれの話に連続性はあまりなく、1話完結である人のストーリーに焦点を当てていく展開だ。

私はもともと洋画より邦画派だし、あのなんともいえない雰囲気が好きなので私にとってはなかなかのヒットだった。

しかし、パパにはやはり2話見てもピンとこなかったようで、

私もそれっきりあまり機会がなく観ていなかった。

 

ただ、この週末突然日本のドラマが恋しくなって、ふと深夜食堂を見始めた。

深夜食堂のオープニングが本当に大好きで、

夜の新宿駅を、車で東口の方にガード下を通って走っていく映像がオープニング流れるのだが、

「ああああーーーーーーー東京だああああ!!!泣泣泣」

みたいな、本当に心が苦しくなる。笑

 

新潟出身の田舎者が何をいうかという感じだが、私は新宿がもともと好きだった。

一人で歩いていると、本当に自分一人みたいに感じるというか、

いい意味で「ひとり」を感じられるところが好きだった。

空気がまろやかだけど肌にささる感じ。(伝わらない笑)

自分がふうと消えていってしまいそうになるというか、

こんなに何もつながりのない様々な人がたくさんいて、音であふれていて、

何万人の人がそれぞれ自分営んでいるかんじが「ひとり」を感じさせてくれて好きだった。

 

 

私が今住んでいるエリアもコペンハーゲンの中心地に近く、

週に2,3回は中心街に出ているのだが、昨日ふと街を歩いていたら、

フォルケホイスコーレで知り合った友人に偶然会った。

私がいたのはノアポート駅で、私はノアポートをデンマークの渋谷と自分の心の中で位置付けている。笑

そんな人通りの(比較的)多い場所で、偶然友達2人が待ち合わせをしていたところに遭遇したのだ。

本当にびっくりだったのだが、こういうことが3ヶ月の間に何度かあり、

前には一番混雑しているであろうコペンハーゲン中央駅でも違う友人に会ったこともある。

みんな別にコペンハーゲンに住んでいるわけではなく、偶然用事できた、とかの理由でばったり会っている。

デンマークの最大都市でありながら、このコンパクト感すごい。笑

 

そして、そんなコペンハーゲンだから街を歩いていて「あー自分消えていってる」なんて感じたことがない。

どこかで何か人と繋がってる感覚がある気がするのだ。

オーフス(デンマークの第2都市)出身の子に言わせると、

コペンハーゲンは人がせわしなく動いていてちょっとストレスらしいのだが、

東京に比べたら、ぜんぜんゆったりした空気が流れているし、

東京の、個々がそれぞれの生活を営んで、人同士のつながりが感じられない冷たさみたいなのは皆無だ。

留学生、しかもアジア人でマイノリティーである私ですら、街を歩いていて物理的に一人でも孤独を感じることはないし、なんとなくあったかい感じがある。

 

デンマークが世界一幸せな国(今は越されちゃったけど)っていうのは、所得や健康、社会的なサポート、人の寛容さなどきちんと数字として表されて、ランク付けされているけど、

住んでいてもやっぱり幸せな国かもなって感じる。

私もそれなりに現代っ子なので日本にいた頃は

「もう無理病む。。。」みたいな日があり、

そんなときは中島みゆき「ファイト」をリピートして聴いていたが、

今のところ「ファイト」デンマークで一回も聴いていない笑

それだけ心が安定しやすい国なのかもしれないなと。

理由はわからないんですが、体で感じる雰囲気はまちがいなくハッピーだ。

 

冬が来たら、またわからないのかもしれませんが・・・。

理由が何かわかったらまた報告しまーす!

 

【汚くてごめんなさい】北欧最大の音楽フェス、ロスキレフェスティバルに行ってきた②〜臭い編〜

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ロスキレフェスティバルに先週1週間行っていた私。
たくさん書きたいことがある中で、これだけはたっぷりしっかり書きたいというのがロスキレの臭い事情。笑

簡単に想像ができると思うんですけど、13万人も来場するフェスかつ8日間キャンプってめちゃめちゃ衛生的にやばい。

 

道を歩いていると、食べ残し、空きカン、使用済みの生理用ナプキン・コンドーム、排泄物(たまに嘔吐物)などが落ちていて、なんとなくどこにいってもいつも臭い。

中世ヨーロッパとかこんな感じだったのかなあとタイムスリップしたような気持ちにもなった。

今思い出すとよくあの状況で食欲があったなあと思うし、それでももし来年も機会があれば行きたいなあと思っている私に、人間としてのなにかの器が大きくなったのかなあと感動したりもする。

 

まず、驚いたのがロスキレのトイレ事情。

初日土曜日夜にキャンプに着いた段階で私の目に留まったのが、普通に道端で用を足している女の子の姿。

物陰や草むらに隠れることなく、どちらかというと交差点になっている大きな通りで堂々としてる笑

まあどうしても我慢できない時ってあるよね、わかるわかると思ったら、

割とそこら中にそういう女の子たちがいる。笑

あまり理解はできないのだが、男性が立ちションしていいなら私たちもいいだろう的な感じなのかな、

もはやそこで用を足している自分は自分ではない、他人にとっては自分はただの他人でしかないと割り切ってるのかな、といろいろ考えたけどやっぱり私にはできなかった。笑

男性はもちろん立ちションがスタンダードだったし、フェンスや壁、木などいたるところに用を足された跡あって、

特に、雨が降った後は最悪で雨でぬかるんだところに尿で水たまりができており、そこをそれに気づかない人たちが通っていく状態。。。言葉が鮮明すぎてごめんなさい。

ただ、デンマーク人の友人曰く雨が降っているのはまだいい方で、晴れていると尿がかかった砂が乾いて風に乗って自分の目に入ったりする、それが最悪だって言ってた。。つらい。

私たちがキャンプをしていたゾーンは、道路脇に長いフェンスがあったのだが、そこは人気の立ちションエリアだったようでキャンプ2日目からもう臭いが立ち込めていた。

そこをまったく気にせずビールを飲みながら通る人たちをすごいなあとか思いながら、後半には私も気にせず飲み食いしながら通れるようになっていて、人間の順応性にびっくりした。

 

ただ、会場内にはそんなどこでも立ちション状態を回避するべく、いろいろな取り組みがされていた。
たとえば、会場の木にはP-TREEという名の(まんまかい笑っていう)簡易的な便器が取り付けられて、気軽に立ちションができるようになっていたり、

はたまたPEE FENCEというフェンス型の便器もあったり、何かに当てたくなるという習性?を利用して、立ちションによる悪臭をどうにか回避しようと取り組みがされていた。

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こんなかんじで、管が通っていて尿が集められていきます。

(もっと近くに寄って、思ってるよりあなたの短いからっていうジョークも良い◎)

 

会期内では、尿を利用してビールを作るという画期的なリサイクルも導入されていたよう。

その名も「pisner」、ピルスナーとpiss(小便をする)をかけたビールで、麦芽を育てる段階で尿を使用しており、ビールには排泄物は入っていないそう。

けど、そのくらいとにかくいたるところからアンモニア臭という最悪な状況なのです・・

 

また、ライブ会場内のトイレは水を流すことができるのですが、キャンプゾーン内のトイレは水洗ではなく普通にみなさんがしたものがそのまま下に落ちていき、

しかもトイレの口がすぼまることなく、そのまま中身が見下ろせるので本当にグロテスクの極みという感じで、それでも人間我慢して使うことができるのだなあと感動した。

 

そんなトイレの臭いもさることながら、人間の体臭も8日間も野外で暮らせば強くなっていく。

8日間のキャンプでシャワーを浴びてる人は実は本当に少ないんじゃないかと思う。

お恥ずかしながら私も一時帰宅して後半4日間に参加したが、シャワーは浴びず汗拭きシートで済ませていた。(とは言ってもデンマークの6月は極暖ヒートテックとパーカで歩いても夜寒いくらいなので汗はあまりかかない)

現に私の友人たちも、(おそらく)シャワーを浴びに行っていた様子はなかったし、5日目くらいから、他の人とライブで密着すると「うっ」と思うにおいを感じることが多々あった。汗臭いを超えた臭いがし始めるのだ。

こうして友人や普段文化的な最低限の生活が送れているだろう人たちから、地下鉄にいるベッガーのような臭いがしてくるというのはある意味、ああ人間みな平等なんだなあと感じて、それでも肩を組んで音楽を楽しむというのはラブ&ピース的な、ヒッピーとロックを体で感じるフェスだったなあと思う笑

 

排泄物と体臭、食べ物、たばこ、大麻、アルコール、なんかもういろいろ混ざり合って半ば動物園みたいなよくわかんない臭いがそこらへんからしている中、

ああ人間が自然に暮らすとこんな臭いがするんだなあと人間が動物であることを再認識させられたというか、屋根があって布団がある生活に感謝するとともに、自然に生かされていることにもすごく感謝を感じることができた。

 

 

全然、音楽のこととかもっと楽しいこと書いてないですね!笑

最後第3弾は音楽とキャンプについて書きたいと思いますーー!

 

おやすみなさい〜

北欧最大の音楽フェス、ロスキレフェスティバルに行ってきた①〜準備編〜

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みなさん、デンマークには北欧最大と言われる音楽フェス、ロスキレフェスティバルがあることをご存知でしょうか?

毎年、6月末から7月頭にかけての1週間で開催されるこのフェスに、おだ参加して参りました!!
ちなみに、晴れたのはこの写真の最終日の19時以降のみ。。

 

今年は、6月24日から7月1日までの8日間で開催されており、野外にテントを張ってキャンプ生活をしながら、音楽を楽しんできました。

私は都合のため途中で一時帰宅し、ロスキレでの滞在は6日だけだったのですが、それでも十分楽しめましたよー!

 

もうとにかく書きたいことがいっぱいなのですが、時系列に沿って今回はロスキレフェスティバルに辿り着くまで編を書きたいと思います。

さて、まず8日間のフェスですので、いろいろ準備するものがあります。

私はデンマーク人の友人におんぶにだっこ状態で、もう流れに身を任せていたのですが、こんな感じでざっと買い物をしました。

 

|チケット    

8日間通しのチケットを買ったため、2020クローネ(35000円くらい)で購入しました。もちろん、1日券もありますよ〜!
8日間の日程のうち、メイン会場がオープンになるのは後半4日間のみで、前半の4日間はキャンプ付近に設営された小さめなDJブースのみがアクティブになっていました。

 

なので、もしキャンプ8日間も無理だわあ〜という方は、後半4日間だけくるのでも十分元が取れるのではないかなと思います◎

また、チケットの他にもう一つ重要なのが、自分たちのキャンプ場所を手に入れること。こちらもデンマーク人の友達に任せっきりだったのでわからないことだらけだったのですが、キャンプのエリアごとに抽選があり、それが通らなかった場合は、当日自由解放のキャンプゾーンが開くのを待ってダッシュで陣地を取りに行くという半ば戦争のようなものに参加しなければ行けなくなります。

今回私たちのキャンプは幸いにも当選したので、その必要はありませんでした^^

キャンプのエリアにも名前が付いており、その中で有名なのがDream City。Dream City内は会期の1ヶ月前から解放されていて、自分たちのキャンプのコンセプトに合わせて建築物(?)が作れるという、キャンプガチ勢のエリア。これについてはまた次回書きます◎

 

|キャンプ用品

テントや寝袋、椅子などの購入で10000円弱かかったかなと思います。

注意してほしいのは、テントや椅子、タープなどは間違いなく壊れます。

なので、いいものは持っていかない、この8日間のために買うものだと思って、一番安いものを選ぶのが吉です。

現にうちのキャンプも、4日目には2つあったタープが吹き飛ばされたり、椅子が盗まれてしまったり、いろいろなことがあったので、

何があってもがっかりしないものを持っていくことをおすすめします。

 

|食費

8日間の食事ということで、気を張ってめちゃくちゃ買って行ったんですけど、結論から言うとだいぶ余りました。5000円分くらい買ったと思います。

というのも、やはり文明化した現代を生きている私たちにとって、8日も火を使わない食事を食べ続けるのは不可能だし、ライブ会場内に入ると美味しそうなお店いっぱいあるし、買い食いしないということはやっぱり無理だと。

それに、ビールでお腹は膨らむし、一度会場内に入ってしまうと戻ってキャンプで食事をとるのがすごく億劫になって食べなくなってしまうという。

 

私がこれは必要だなあと思うのは、

・シリアルバー(一本満足みたいなやつ)  滞在日数×3

トルティーヤ 2袋

・日持ちするパン 1〜2袋

・パンとトルティーヤに塗るやつ 好きなだけ

・缶詰(と言ってもデンマークの缶詰は日本ほど美味しくないし、種類ない)

・りんごとか日持ちするフルーツ

・スナック菓子

 

このくらいでしょうか。確かに、多くあるに越したことはないのですが、

キャンプゾーン内にもスーパーマーケット的なところはあるし、バスで往復1000円くらいで市内のスーパーにも行けるので、重たい思いをして運んでくる必要はなかったかもな・・と少し思います。

お水は無料で汲めるので、心配なしです◎

 

|お酒

私はビール24本ケース×2、ウォッカ1瓶と割り材(合計7000円くらい)を持って行きました。

ただ、今になって思うのは重たい思いをして死ぬ気でキャンプまで運んだけど、

キャンプゾーンの中にもスーパーマーケットはあるし、ちょっと高いにしても2割り増くらいだから、運べる分だけ持ってきて、あとは会場で買うので問題なかったなあと思います。

 

|服装

これは普通のフェスと変わらないかもしれないですが、

・長靴

・レインコート

・重ね着できる服

みたいなかんじで、特に特別なものが必要になったことはなかったなと思います。

ただ、ちょっと驚いたのが、ライブ会場内にあるお店で売ってるレインコート・ブーツ系が普通に安くて。こういうのって、会場内で買うとだいたいちょっと高めになってることが多いと思うんですけど、他の普通のお店で買うのと対して変わらない値段で置いてたりするんですよ。これを期に買うとかなら、いっそ荷物減らすためにも会場内で買うっていうのもありなんじゃないかと思ったりします。

 

|ライブ会場内で使うお金

キャンプゾーンとライブ会場ゾーンは分かれており、ライブ会場に入る時には、

飲み物は500ml以下の容器で1本(ビンは禁止)というルールがあります。

なので、アルコール類を会場内で買うことになることはあるかと思いますし、

何より食事は必ず1度は買うんじゃないかなと。

私は、ご飯系だけ買ったのですが、だいたい一食900円から1400円くらいします。

滞在が短かったこともあり私は食事で3000円くらい使ったかなという感じです。

 

|その他必要なもの

もちろん、交通費!私はコペンハーゲン近郊に住んでいたので往復3000円くらいだったかと思います。

コペンハーゲンの中央駅から、一本で行けるアクセスの良いところではあるので迷子になったりは心配ないかと!駅から会場までは送迎バスが走ってます。

あと、これはあとから私も買い足しにいくほどだったのですが、

キャンプ8日間は本当に不潔の極み。。。。

除菌のアルコールジェルとウェットティッシュはどんな時も手放せなかったので、これは絶対買っていくべきです、絶対。。。

 

 

そんなこんなで私は計65,000円使っていました。多いか少ないかはわかりませんが、デンマークの友達いわく、チケットが2000クローネで、キャンプ準備もろもろでもう2000クローネ、

合わせて4000クローネ(現在のレートでだいたい68000円くらい)が平均の予算だと聞いたので、私の買い物は平均的なのかなと思います。

 

そんなこんなでロスキレに向かった私ですが、次回は私が一番衝撃を受けた「ロスキレの臭い編」を書きたいと思います。乞うご期待。。。

「かわいらしさ」と自立

デンマークに住み始めて半年が経ち、この頃ふと思ったことがある。

そういえば、デンマークに来て同年代の子で「かわいい女の子」あんま見てないなと笑
本当にそういう意味ではなくて!笑

 

顔立ちはみんなもちろん可愛いし、スタイルいいし、おしゃれなんだけど、

日本にいる子犬のようなきゅるきゅるした感じの可愛い子は見たことないし、

日本の大学の友達とかがSNSにあげるあどけない感じのほわっときゅるんとした写真を見て

「最近こういう見てないな〜」と思ったりする。

  

よく言われるようにデンマーク人は黒い服ばかり着ることもあるのかもしれないが、

男女ともスタイリッシュなかんじ?が多いように思う。

黒のレザージャケット着てることが男女とも多く、男性がスカートを履くことはないにしろ、あまり男女でファッションの差がわからないというか、

女性が極端に女性らしさを出してる感じがない気がする。たぶん。

少なくともピンク、パステルカラー、リボン、ヒール、きゅるきゅるキューティクルみたいな人はまず見たことがない笑

 

見た目の可愛らしさとは少し離れるが、自分が高校生の頃考えていた「かわいらしくいるとなんとかなる」説を思い出した。

自分で自立し、自分のやりたいことを切り開いていっている友達を見て、

よく「かっこいいね」って言ったりするが、

少なくとも私が大学に入るまで(入ってからも)、そういう「かっこよさ」がないと生きていけないことはなかったし、

むしろ、高校までうんうんとなんでも素直に話を聞いて、自分でできないことは「よくわかんない〜」というと学校の先生は可愛がって教えてくれるし、

かわいいものを持っていれば「かわいいね」と友達との話題が広がり、

かわいいという価値観を共有することで友達ができることもあるし、

ほわほわっと生きていてもなんとなく「かわいい」という言葉で片付けられてしまう。

「かわいい」が自分を守る盾になっているんではないかというのを感じていたことがあった。

 

反対に、デンマークの同年代の子を見ていると、

意見を強く言うというわけではないが、自分の芯となるものがあり、

自立してるというか、私なんかよりもずっと大人びて見えることがある。

8歳の私が一緒に住んでいる女の子ですら、私から見ると自分の意見を持ち、

大人とも対等にわたり合っているように見える。

もし日本の同年代にデンマークの子達のような人がいれば「かっこいいよね」って多分私は言っていたと思う。

 

あくまで私個人の感想だし、それとデンマークに「かわいい」子がいないと感じることがどう関係しているんだと言われるとうまく説明できないが、

「かわいらしさ」の盾に頼らずとも、自分で自分を成り立たせていくことができるからなんじゃないかなとちょっと思う。デンマークは、日本よりはるかに男女平等だからそもそも「かわいらしさ」の盾なんて通用しないのかもしれない。

日本の女子が「かわいくあろう」と努めていることや「かわいい」が日常の中で大切な要素であることは、
日本人が持つ「女の子らしさ」のイメージに依存することで日常が楽になるからかもしれないなあと思ったりもする。

 

今度デンマークのかわいい同年代の子を見つけたらまた書きます笑