一歩外に出ること

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私が3月まで所属していたInternational People's Collegeが今日で今タームの最終日を迎えた。

1〜6月までの半年で1ターム、私はその半期分在籍していた。

もともとこの学校はデンマーク発祥の成人教育機関フォルケ・ホイスコーレの一つ。
(フォルケホイスコーレについてはこちらの記事で詳しく書かれていますのでぜひ気になる方は読んでみてください)

epmk.net

私のいたホイスコーレは、30ヵ国から様々な年代の人々が集まり、寝食を共にしながら対話を元にアートから環境、国際問題など様々な科目を学んでいる。

 

3ヶ月間、起きてから寝るまでをずっと共に過ごしていて、卒業してからも仲良くしていたので本当に別れが惜しく、とても寂しい気持ちでいっぱいなのだが、

先日最後の別れをしに学校を訪れた時に、寂しさの他に何か後悔に似た気持ちになった。

親しい友人とハグをして「また絶対に会おうね」と約束している中、すっと別れの挨拶ができなかった人が中にはいたからだ。

ともすれば、当たり前なことなのかもしれないが、私にとってははっと気づく一つのきっかけだった。

私がもし勇気を出して話しかけていたら、もっとオープンになれたらその人との関係性って全く別のものになっていて、私自身の学びがものすごく広がったかもしれないと思ったからだ。

ってかデンマークまできて何もじもじしてるんだろ。

そう思うと自分が一気に恥ずかしいやつだなあとも感じた。

 

同じ内容を以前友人に相談した時、「高校のクラスだって全然話した事ないやついるじゃん、そういうことだよ」と言われたことがあったのだが、

私はその、高校のクラスメイトのように過ごしてしまったことを後悔しているのかもしれない。

だって、私は新しい出会いを求めてそこにいたんだから、私は目的を達成していないってことになってしまうと思うから。

卒業してからの毎日も、私は目標にめがけて毎日過ごせていたかと不安に思う。

 

なんとなく日々がすぎていくことに満足していたんじゃないか

毎日何かに驚き、感動し、考え、そのために何か行動していただろうか

時間に限りがあることに意識的だっただろうか

 

過去のことを振り返ってもしょうがないし、たぶんあの時の自分にとってはそれが精一杯だったんだろうなと思う。

でも、だからこそこれからの2ヶ月は貪欲でいたいし、いるべきだし、
自分の目で見て、耳で聞いて、体で感じられることをもっと求めていたいと思えた。

根がのんびりいこうぜだから、焦ってるくらいじゃなきゃ本当に何もしないで終わってしまう。

 

自己満がんばる宣言でしかないですが、

残りの毎日を明るく元気にばりばり動いていくことを誓って
私はお布団に入ります。

IPCで出会った大好きな大好きな人たちの素敵な門出を祝って。

おやすみなさい〜