うちの米、もっと美味しくしてかなきゃないと思う

 

 こんにちは、ずっと更新していなくて誰に対してかわかんないけどごめんなさい。

 

この一ヶ月弱、アイスランドに旅行に行ったり、持続可能な社会のサマースクールに参加したり、いろいろなことをしていて、

いろいろ外に足を運んでいたら、やることが終わらなくてわーっとなって、今。

やること終わってないけど、ブログ書き始めてる・・

 

その、サマースクールなのですが、

デンマークの南西に位置するロラン島というところで開かれていて。

ロラン島は、持続可能エネルギーやオーガニック農場で有名な場所であり、

国内からも行政関係者をはじめ、多くの人が視察に訪れている場所なんですね。

 

そんなロラン島にデンマーク発祥の成人教育機関フォルケホイスコーレを新たに建てようというプロジェクトが、ロラン島の市民の間で進められていて。

 

前にホイスコーレのことを書いた記事↓

kaeden-den.hatenablog.com

 

このサマースクールはその先駆けとなるプログラムであり、同プロジェクトに日本人であるニールセン北村朋子さんがいることから、

日本とデンマークに焦点を絞り、日本人とデンマーク人の交流の場として開かれていたんです。

(実際のプロジェクト内では、インターナショナルのフォルケホイスコーレを建立することが計画されているそう)

 

北村さんはこんな方↓

epmk.net

 

今回のサマースクールのテーマは、「持続可能な明日を考える」。

「食と農業」、「持続可能エネルギーとテクノロジー」、「教育と社会」の3つの視点からワークショップやディスカッション、講義が進められていて。

 

もープログラムで得た気づきとかも本当にもう、シェアしたい、書きたいものばかりで本当に充実の1週間だったのですが、

実はそのプログラムの内容と同じくらい大きな確信が自分の中に生まれて。

 

それっていうのが、

「うちの米、新潟県コシヒカリだけど、ぶっちゃけ他のところの米の方がうまくね?」

ということ。

 

実は、このプログラムの参加者の中に、宮城県東松島市出身の大学生の女の子2人が来ていて。

東松島市東日本大震災の復興支援をデンマークが行ったことから、

今もデンマークとの交流を深く持っている地域なんだそうです。

その東松島市の特産品である海苔とお米が、夕ご飯で出た時があったんですけど、

もう、本当においしくって!!!

のりはお醤油とかつけないでばりばりたべたいくらい、海苔の香りがすばらしいし、

お米も粒がしっかりしながらももちもちで甘くて

本当にめちゃめちゃおいしかったんです!

 

今までも友人のお家で米を食べたりしたときに、

「あれ、この米うまいな・・」とヒヤヒヤすることがあったり、

デンマークに来てから「きっと水が違うから家で食べるときみたいに炊けないのかな」と自分に言い訳をしたりしていたのですが、

今回の東松島のお米は確実に負けました。本当に、まじで私のタイプのお米だった。

うちはプロの農家ではないので、品質もその程度ということなのだと思うし、

新潟の農家さんが手塩にかけてお米は絶対に美味しいと思う。

ただ、うちの家族がうちの米を、うまいうまいと言って食べているのには、

井の中の蛙感を感じずにはいられない。

もっと向上心を持ってうちの米も育てていかなきゃあかんなと。

 

こんな田舎育ちでありながら、実は田んぼ仕事を一回もしていないグータラ娘で、

田んぼのこと何も知らない私だけど、私自身もっとうまい米が食べたいし、

将来自分に子どもが生まれた時にも、おいしいものを食べさせたい。

デンマークに来て、まさか自分ちの米に対して、こんなに意識が高くなるとは。

 

うちも最近は田植えも稲刈りもご近所の人にお願いしていて、

田んぼ仕事誰も引き継がない、引き継げない説が濃厚になっているんだけど、

やっぱり自分で食べたいものを作りたいなあと。

 

日本に帰ってうちのじやばばに相談してみてからだけど、

これからも田んぼも畑も続けていきたいな〜って思っています。